新機能
Sophos Firewall の登録とライセンス管理は、MySophos から統合されたクラウドベースの管理プラットフォームである Sophos Central に移行されました。
単一のコンソールで、他のすべてのソフォスの次世代製品とともにファイアウォールを登録および管理できるため、パートナー管理者と顧客管理者の両方の効率が大幅に向上します。
注:一部のお客様やパートナー様は、この変更に伴う問題に直面している可能性があり、現在ソフォスが受け取った問い合わせについて調査中です。この初期段階を対処していますので、しばらくお待ちください。最新情報が分かり次第お知らせします。 |
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新しい用語:登録と追加要求
「登録」という用語は、特に MySophos では Sophos Central とは異なる意味を持つため、製品の進化とともに、若干混乱するようになりました。
これまでは、MySophos にファイアウォールを登録してライセンスと保証を開始していましたが、また、Sophos Central にファイアウォールを登録して、Synchronized Security 機能、ファイアウォール管理、およびレポートを有効にすることもできました。
ここで、これら 2つのプロセスを区別していきます。
- 「ファイアウォールの追加要求」は、ライセンスを適用する前の最初の必須ステップです。
- その後、Sophos Central で利用可能な追加機能を利用する準備ができたら、いつでも Sophos Central に「ファイアウォールを登録」できます。
この記事の情報は、特に明記されていない限りすべて、有料ライセンスのみを対象としています。 ホームユーザー向け:Home Edition の詳細については、少し下にある説明をご確認ください。 |
新しいファイアウォールの追加要求を行う方法 (以前は「ファイアウォールの登録」と呼ばれていました)
新しいファイアウォールの場合、最初のプロセスは「ファイアウォールの追加要求」と呼ばれるようになりました。
Central Admin
- Sophos Central にログインします
- 右上に移動し、ドロップダウンメニューにある自分の名前をクリックします
- 「ライセンス」をクリックします
- 「ファイアウォールライセンス」のタブをクリックします
- 「ファイアウォールの追加要求」をクリックします
- デバイスのシリアル番号を入力してください
- 「検証」をクリックします
Central Partner
- Central Partner Dashboard にログインします
- 「ライセンスと請求」をクリックします
- 「ファイアウォールライセンス」タブをクリックします
- 「ファイアウォールの追加要求」をクリックします
- デバイスのシリアル番号を入力してください
- 「検証」をクリックします
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既存の Sophos Firewall ライセンスはどこで確認できますか?
すべてのファイアウォールライセンスは Sophos Central に移行されました。
- ファイアウォールは、MySophos メールアドレスに関連付けられた Central Partner または Central Admin アカウントにマッピングされています。
- Central Partner または Central Admin アカウントが関連付けられていない場合は、そのメールを使用して Central Admin 試用版アカウントが作成されます。
- ソフォスパートナーは、パートナーダッシュボードでライセンスを確認できます。
- お客様は、Sophos Central Admin ダッシュボードでライセンスを (その他すべての製品ライセンスとともに) 確認できます。
お客様
- MySophos に使用したものと同じ認証情報、または Sophos Central Admin の認証情報を使用して、ここからログインします。
- お客様のメールに登録されているのと同じファイアウォールが、Sophos Central アカウントの他のメンバーに登録されているファイアウォールとともに表示されます。
- MySophos で、使用する Sophos Central アカウントと異なるアカウントが使用されている場合は、そのアカウントの認証情報で Sophos Central にログインし、ファイアウォールを目的のアカウントに転送します。
パートナー
- MySophos に使用したものと同じ認証情報、または Sophos Central Partner Dashboard の認証情報を使用して、ここからログインします。
- お客様のメールに登録されているのと同じファイアウォールが、Sophos Central アカウントの他のメンバーに登録されているファイアウォールとともに表示されます。
- MySophos で、使用する Sophos Central アカウントと異なるアカウントが使用されている場合は、そのアカウントの認証情報で Sophos Central にログインし、ファイアウォールを目的のアカウントに転送します。
- ソフォスパートナーとして、パートナーアカウントにリンクされているメールアドレスによって追加要求されたファイアウォールも移行する必要があります。
主な変更点は何ですか?
Home Edition ユーザーは、このセクションをスキップして、下方にある別の情報を参照してください。
- Sophos Central のライセンスは、(MySophos のようにユーザーのログインごとに管理されるのではなく) アカウントごとに管理されます。
- より使いやすくなった新しいワークフローが利用可能になりました。
- Sophos Central でも同じ機能が利用できるようになりましたが、ユーザーインターフェースと動作が改善され、MySophos よりも使いやすく、はるかに高速になりました。
- 上で詳述したように、特定のプロセス (追加要求、登録) で使用される用語に変更があります。
Home Edition ユーザーの変更点 |
Home Edition ファイアウォールのライセンスが大幅に簡素化されました。
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変更されていない点
- 管理者がファイアウォールの登録に初期設定ウィザードを使用し、Sophos Firewall コンソールからライセンスを管理および同期することを希望する場合、これは引き続き利用可能であり、変更されません。
- Sophos Central でのファイアウォールの登録と Sophos Central 管理の有効化は、Sophos Central でライセンスを管理するための前提条件ではありません。
- ファイアウォールは、ライセンスが管理されているアカウントとは異なる Sophos Central アカウントから管理できます。
- これまでは個別だったファイアウォールの登録とライセンス機能が Sophos Central (ファイアウォール管理機能はすでに統合されている) に統合されたため、ファイアウォールを登録と管理を単一のコンソールで行えるようになりました。
Sophos Central で利用できる主な機能は何ですか?
- Sophos Firewall を追加要求 (登録) します。
- ライセンスキーを適用して、サブスクリプションを追加または更新します。
- 評価を開始し、新しいファイアウォールサブスクリプションを試用できます。
- アカウント内の対象となるファイアウォール間でサブスクリプションを転送します。
- 異なる Sophos Central アカウント間でファイアウォールを転送します (必要な場合)。
- すべてのライセンスの完全なインベントリを表示し、今後の有効期限/更新日を確認します。
- デバイスの保証情報を表示します。
すべてのファイアウォールを 1つのアカウントに移行したいのですが、どのように行ったらよいですか?
- ファイアウォールライセンスが現在表示されているアカウントにログインし、移行するすべてのファイアウォールを選択して転送を選択します。手順に従って、対象となるアカウントを選択します。
- 移行するファイアウォールを持つすべてのアカウントに対してこの手順を繰り返します。
- 対象のアカウントにログインすると、転送されるファイアウォールを受け入れるように求めるメッセージが表示されます。
Sophos Central で エアギャップ ライセンス ファイルをダウンロードできますか?
はい。Sophos Central の「ファイアウォールライセンス」画面には、エアギャップが有効になっているアカウントのエアギャップ ライセンス ボタンが表示されます。
データの移行
利用可能なすべてのライセンスデータが MySophos から Sophos Central に移行されました。データ量が多いこと、そして特に MySophos 内のアカウント数の制限により、ファイアウォールを正しい Sophos Central アカウントに正確にマッピングするには多大な労力が必要でした。
この規模の移行と同様、すべてのお客様とパートナー様にシームレスなログイン体験を提供するために、手動での調整が必要な個別ケースが発生する場合があります。
ほとんどの場合では、移行パスは明確でした。移行後に管理者が期待していたデータと一致しない場合は、管理者がアカウント間でファイアウォールを簡単かつ安全に転送できるツールが用意されています。パートナーや御社のお客様が予期しないものを見つけた場合でも、心配はいりません。この変更が保護に影響を与えることはありません。
データが一致しない場合はどうなりますか?
ライセンスをマッピングする Sophos Central アカウントが見つからない場合は、新しいアカウントが作成されます。この場合は、パートナーやそのお客様には、新しいアカウントのログインの確認を求めるメールが届きます。
前述したように、ファイアウォールは必要に応じて別のアカウントに転送できます。
トラブルシューティング
Sophos Central にアクセスできません。どのように対処したらよいでしょうか?
- 以前 MySophos で使用していたのと同じアカウントの認証情報でログインしてみてください。それでもアクセスできない場合は、「パスワードを忘れた場合」リンクを使用してパスワードをリセットしてからアクセスします。
別の問題があるか、上記のガイダンスで問題が解決しませんでした。
- ソフォスのパートナーケアチームが、お客様が抱えている問題を解決できるようにいつでもサポートします。https://support.sophos.comからケースを作成できます。
- ファイアウォールライセンスは、ライセンスをすぐに管理できない場合でも、引き続き正しく動作します。
- この変更は、多数のバックエンドシステムの大規模アップグレードの一環であるため、この初期の運用段階では少々ご辛抱ください。
- お客様やパートナーがこの変更に慣れてくるにつれ、通常よりも電話量が多くなる可能性があります。すぐに影響を与える問題が発生した場合は、その旨をお知らせいただければ、お客様のケースに優先順位をつけて対応します。
- Home Edition ユーザーは、Sophos Community経由で問い合わせることができます。