徹底した脅威の阻止とパフォーマンスの強化。
ソフォスのテクノロジーは予防重視のアプローチによって侵害を防ぐほか、攻撃に応じて防御を適応させ、検知と対応を改善します。脅威と攻撃手法が進化し続ける中、アクティブアドバーサリーから顧客を保護するため、ソフォスは Sophos Endpoint の防御機能の革新を続けています。
堅牢なセキュリティは、あらゆる組織にとって極めて重要です。同時に、セキュリティソフトウェアがシステムのパフォーマンスに大きな影響を与えたり、通常の運用時にユーザーの生産性を低下させたりしないことも重要です。エンドポイントセキュリティソリューションは、脅威からシステムを保護するために設計されており、システムにいかなる悪影響を与えてはなりません。
ソフォスは常に、最強のセキュリティと最適なユーザーエクスペリエンスを両立させる取り組みを続けています。Windows 向けの Sophos Endpoint エージェントの最新リリースであるバージョン 2025.2 が公開されました。このバージョンでは、パフォーマンスが大幅に強化されており、エンドユーザーエクスペリエンスが向上しています。
圧倒的な説得力がある製品で、勝利を掴み取る。
Sophos Endpoint エージェントは、これまで、市場で提供されている他社のソリューションよりも若干多くのリソースを必要としていた部分がありました。その理由は、他のベンダーが提供していない、Web プロテクション、Web コントロール、アプリケーションコントロール、適応型攻撃防御などの追加の保護機能を実装しているためです。他社のソリューションは、クラウドベースの検知や人による対応に依存していることが多く、これが保護や対応を遅らせることがありますが、ソフォスはオンデバイスで即時の保護を提供し、迅速かつ効率的な対応を実現しています。Web プロテクションのような強力なオンデバイスのセキュリティ機能は、エンドポイントのリソースを消費します。
勝利を確実にする会話を、よりシンプルに
Sophos Endpoint の最新リリースでは、パフォーマンスが大幅に改善されました。このエージェントが消費するリソースも他社製品と同等になっており、優れた保護機能を前面に押し出すことができます。
ソフォスは、効率性を最適化し、妥協のないセキュリティ機能を提供します。
「長年にわたり、競合他社や見込み顧客から、ソフォスのエンドポイントエージェントでは多くのリソースを消費することが製品の弱みとして指摘されてきました。しかし、実際にソフォス製品のパフォーマンスは何十万人もの Sophos Endpoint のお客様の要件を満たしてきました。新たにエージェントバージョンではパフォーマンスが効率化され、その弱点は解消され、ソフォスの強みである効果的な多層防御が一層際立ち、競合他社に対する優位性がさらに強化されました。」
詳細な製品比較情報については、ソフォスパートナーポータルでエンドポイント比較シートとバトルカードを参照してください。
技術的な変更点
ソフォスのエンジニアリングチームは、エンドポイントエージェントがユーザーやサーバーデバイスに与えるパフォーマンスへの影響を最小限に抑えるよう、常に努力しています。最新リリースでは、以下のようなこれまでで最も重要なパフォーマンスの改善が図られています。
- メモリの最適化。保護データを保管およびアクセスする方法が再設計され、エージェントによるメモリ使用量が大幅に削減されました。これは今回のリリースで最も重要な最適化であり、RAM のオーバーヘッドが 40% 削減されています。
- 高速なデータ提供。テレメトリデータを圧縮および展開して Sophos Data Lake に提供するためのメカニズムが刷新されました。Data Lake へのアップロードによる CPU スパイクが発生することはもうありません。現在、CPU の使用率は常に 1% 未満になっています。
- 分析イベント制御。SophosLabs は、リソースを多く消費し即時の介入が必要なイベントと、リソースを節約して後で処理する非同期のイベントを動的に制御できるようになり、Windows の更新など一般的なタスク中に不要なリソース消費を避けることができるようになりました。
- エージェント UI の更新。これまで、Sophos Endpoint エージェントのユーザーインターフェースは常にバックグラウンドで動作しており、リソースを消費しながら、ユーザーがイベントを確認するために開くのを待機していました。最新リリースでは、ユーザーによってタスクバーアイコンから起動された場合のみユーザーインターフェースがロードされるようになりました。
最新リリースの公開時期
良いニュースです!Windows エージェントの新バージョン (2025.2) は、8 月末からお客様への提供が始まります。最初に、Taegis のお客様 (Sophos Endpoint は現在、Taegis XDR およびMDR サブスクリプションに含まれています) への提供が開始され、次に、すべての Sophos Endpoint のお客様へ提供されます。
これまで通り、ロールアウトは段階的かつ慎重に進め、アップデート、機能、コンテンツをフェーズごとにリリースすることで、問題発生のリスクを最小限に抑えています。すべてのお客様*が、10 月までに自社のコンピュータやサーバーでパフォーマンスが最適化された新しいエージェントバージョンを利用できるようになる見込みです。お客様は、Sophos Central のデバイス詳細ページでエンドポイントエージェントのバージョンをいつでも確認できます。
* 固定期間サポート (FTS) パッケージ、長期サポート (LTS) パッケージ、Sophos Endpoint for Legacy Platforms をご利用のお客様は対象外です。