Sophos Firewall v21は、これまでのリリースの中で最も早く採用が進んだ製品ですが、まだアップグレードされていないお客様も数多くいらっしゃいます。Sophos Firewall のアップグレードは無料であり、パフォーマンス、管理性、機能が向上しているだけでなく、サイバー攻撃から組織を保護するための重要なセキュリティ強化も含まれているため、最優先で実施すべきです。
Sophos Firewall v21 へのアップグレードは、Sophos Firewall のライセンスをお持ちのすべてのユーザー (XGS シリーズ、クラウド、仮想、ソフトウェアファイアウォールを含む) に無償で提供されます。注: XG シリーズデバイスは、まもなくサポート終了を迎え、XGS シリーズデバイスに直ちにアップグレードする必要があります。 XG シリーズデバイスは、v21 ではサポートされていません。
Sophos Central にログインするか、オンボックス管理コンソール経由でアップデートを行ってください。アップデートは数回のクリックで完了します。Sophos Central を使用して、都合の良い時間にアップデートをスケジュールすることもできます。Sophos Firewall v21 は、これまでサポートされていたファームウェアバージョンからのアップグレードに完全対応しています。
新機能の概要については、以下の動画をご覧いただくか、新機能ガイド をダウンロードしてください。または、詳細については以下をお読みください。
サードパーティの脅威フィードによる Active Threat Response:
- Active Threat Response は、サードパーティの脅威フィードをサポートするように拡張され、サードパーティの SoC プロバイダー、MSP、およびさまざまな業種や地域に特化した脅威インテリジェンスソースと簡単に統合できるようになりました。
- また、Synchronized Security のアクティブな脅威への自動対応機能もサードパーティの脅威フィードを取り込むようになり、侵害されたデバイスの隔離とラテラルムーブメントの防止が実現します。
拡張性の強化:
- 高可用性 (HA) 環境への展開により、耐障害性が向上し、よりシームレスな移行が可能になり、ダウンタイムが短縮されます。
- 新しい第 2 世代 XGS デスクトップモデルでは、IPsec VPN の管理性、設定、パフォーマンスが最大 3 倍向上します。
- 認証と Web の機能強化により、パフォーマンスと拡張性が向上します。
シームレスなアップグレード:
- 新しい Gen 2 デスクトップモデルをはじめとする最新の XGS シリーズアプライアンスへのアップグレード時に、あらゆるデバイス間でのバックアップと復元が可能
- 異なるポート構成のアプライアンスに簡単にアップグレードできるポートマッピングのサポート
- Sophos Central からの真のゼロタッチ展開と設定
管理の合理化:
- 全体的なルックアンドフィール、コントロールセンターカード、VPNおよびスタティックルート設定の最適化など、いくつかの分野でユーザーエクスペリエンスを強化
- ファイアウォールの多くの領域で Let’s Encrypt 証明書をサポート
- オブジェクトが使用されている場所を確認できるよう、ネットワークオブジェクトの可視性を拡大
- Sophos Central のオンボックス管理における SSO (シングルサインオン) 時間を大幅に短縮
詳細な記事とデモ動画をご用意しました。
- 新機能ガイドの全文をダウンロードする
- リリースノートを確認する
- オンラインドキュメントを参照する
- デモ動画付きの詳細記事を確認する
Ansible コレクションについて:
最後にもう 1 つお知らせがあります。今週初め、ソフォスは Sophos Firewall 用の新しい Ansible コレクションを発表しました。Ansible はプロビジョニング、構成管理、アプリケーションの導入、オーケストレーションなど、多くの IT プロセスを可能にするオープンソースの IT 自動化エンジンです。無料で利用でき、Sophos Firewall を含む何千ものコントリビューターの経験と知識に基づいています。