最新情報:
- SSL VPN – Diffie-Hellman 鍵交換において鍵サイズ 3072、4096ビットに対応し、通信の保護およびコンプライアンス要件の面で強化されました。また、デッドピア検知およびタイムアウトの設定をきめ細かく指定できるようになり、UDP ベースの SSL VPN トンネルの復元力が強化されました。
- IPsec VPN – ポリシーベースの VPN IPsec トラフィックのオフロード処理が安定し、ブラウジング遅延の問題が解消されました。
- NAT64 – IPv6 のみのクライアントが、明示的なプロキシ経由で IPv4 の Web サイトにアクセスできるようになりました。また、IPv6 のみのクライアントが、IPv4 アップストリームプロキシを使用できるようになりました。
- DHCP – DHCP サービスの復元力が改善され、エラー状態から自動的に回復できるようになりました。
- セルラー WAN – 2つ目のプローブターゲットに “8.8.8.8” が自動設定され、セルラーWAN の監視が強化されました。これにより、手動で設定しなくても、ISP でゲートウェイの ping がブロックされる問題に対処できるようになりました。
- SD-RED のサポート – SD-RED デバイスのトラブルシューティングおよび診断を、ソフォスサポートがリモートから行えるようになりました。
ファームウェアおよびドキュメントの入手方法
Sophos Firewall OS v21 MR1 へのアップグレードは、Sophos Firewall のライセンスをお持ちのすべてのユーザー (XGS シリーズ、クラウド、仮想、ソフトウェアファイアウォールを含む) に無償で提供されます。
注:XG シリーズのデバイスはまもなくサポート終了となるため、XGS シリーズに直ちにアッププグレードする必要があります。XG シリーズは、v21 および v21 MR1 ではサポートされません。
このファームウェアのリリースは、ソフォスの標準的なアップデートプロセスに従います。Sophos Central から SFOS v21 MR1 を手動でダウンロードして、いつでもアップデートを行えます。もしくは、数週間以内に、ネットワークに接続されたすべてのデバイスに配布されます。アップデートが利用可能になると、ローカルデバイスまたは Sophos Central 管理コンソールに通知が表示され、好きな時間にアップデートを予約できます。
できるだけ早く Sophos Firewall のファームウェアをアップデートしてください。
Sophos Firewall OS v21 MR1 は、v21、v20、v19.5、v19.0 の任意のバージョンからのアップグレードが完全にサポートされています。詳細については、リリースノートの「Upgrade Information」タブを参照してください。
完全な製品ドキュメントは、オンラインおよび製品内で入手できます。