最重要システムのための包括的なエンドポイントセキュリティ:Sophos Endpoint for Legacy Platforms

製品Sophos Endpoint

最重要システムのための包括的なエンドポイントセキュリティ

最新システムに備わっているセキュリティ機能やアップデートは、プラットフォームベンダーによるサポートが終了しているレガシーオペレーティングシステムに搭載されていないことが多く、攻撃者による格好の標的となっています。製造業や医療業界などの組織では、製造機器や医療機器などの専門システムのために、レガシーオペレーティングシステムを使い続けなければならないことが多くあります。

OT 環境で使用されているエンドポイントのアップグレードや入れ替えは容易ではなく、多大なコストを伴うことがあります。その結果、デバイスが十分に保護されないリスクが生じ、追加のセキュリティソリューションや対策が必要になる場合があります。

お客様のこうしたニーズにお応えするために、ソフォスは Sophos Endpoint for Legacy Platforms を新たに導入しました。これは、プラットフォームベンダーが定めている標準のサポート期間が終了した後も、Windows および Linux エンドポイントやサーバーオペレーティングシステムに包括的なセキュリティ対策を提供する新しいアドオン製品です。

 

お客様にとってのメリット

  • すべてのデバイスにわたってエンドポイントセキュリティの導入と管理を合理化します。
    最新のオペレーティングシステムのみに対応したセキュリティソリューションでは、レガシーシステムやサポートが終了したシステムに、別のソリューションを導入する必要があり、IT およびセキュリティチームの管理負担が増加します。Sophos Endpoint のお客様は、レガシーおよび最新プラットフォームの両方に対応する業界最高クラスのセキュリティを、単一のプラットフォーム Sophos Central から利用できます。
  • オペレーティングシステムベンダーのサポートが終了した後も、最重要デバイスを保護します。
    Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、プラットフォームベンダーによるサポートが終了した後も、Windows および Linux のさまざまなオペレーティングシステムを保護します。
  • 次世代のセキュリティテクノロジーでレガシーシステムを保護。1
    Web、アプリケーション、周辺機器を制御する機能を搭載しており、アタックサーフェスを最小化し、レガシーデバイスやサポートが終了したデバイスに対する一般的な攻撃経路をブロックします。また、ディープラーニング AI モデルを活用して、既知の攻撃だけでなく未知の攻撃からも保護します。ランサムウェア対策機能である CryptoGuard とエクスプロイト対策テクノロジーによって脅威を迅速に阻止できるため、リソースに限りのある IT チームがインシデントの調査や対応にかける労力を大幅に軽減します。
  • テクノロジーだけでは防止できない、高度な攻撃を無力化します。2
    サイバー攻撃者にとってレガシーデバイスやサポートが終了したデバイスは、格好の標的になっています。Sophos EDR や XDR ツールは AI を活用し、レガシープラットフォームを含むすべてのデバイスにわたって、攻撃が疑われるアクティビティを検知、調査、対応できるようにします。社内リソースが限られている顧客でも、Sophos MDR サービスを活用すれば、IT 環境全体にわたって脅威を監視して対応できます。

 

ソフォスのパートナーにとっての利点

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、より多くの新規顧客の獲得と、顧客維持を可能にします。

  • プラットフォームベンダーのサポート終了までにエンドポイントのアップグレードが難しい、レガシー環境やサポート終了システムを抱える顧客の獲得および維持が可能になります。
  • Sophos Endpoint for Legacy Platforms を Sophos Endpoint、XDR、MDR 製品に対するアドオンサブスクリプションとして提供することで、収益の増大が見込めます。
  • OT システムなど、レガシープラットフォームのサポートを必要とする新たな市場への参入も可能になります。
  • レガシープラットフォームのサポートを延長している他社ベンダーとの競争においても優位に立てます。

 

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、どのような顧客に販売できますか?

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、Sophos Endpoint、Sophos XDR、Sophos MDR を利用しているすべての顧客に販売できます。Sophos Endpoint を利用している Taegis XDR や MDR の顧客にも販売できます。

理想的な顧客は以下の通りです。

  • 製造、医療、エネルギー業界など、基幹業務システムや重要なデバイスでレガシーまたはサポートが終了したオペレーティングシステムを実行している組織
  • 大規模なエンドポイント環境があり、プラットフォームベンダーによるサポートが終了するまでに、すべてのエンドポイントを最新の OS バージョンへ完全にアップグレードすることが困難な組織
  • レガシープラットフォームと最新プラットフォームで別々のエンドポイントセキュリティソリューションを使い分けている組織


このソリューションのライセンスはどのように付与されますか?

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、Sophos Endpoint、Sophos XDR、および Sophos MDR のアドオン製品です。このライセンスは、有効な Sophos Endpoint (Intercept X Advanced)または Sophos Workload Protection (Intercept X Advanced for Server) サブスクリプションと組み合わせて使用する必要があります。このライセンスには、期間ライセンスまたは MSP Flex 月次課金が適用されます。

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、デバイス数に応じた「パック」 (1~499 台、500~999 台など) の定額料金で提供されるため、顧客が現在何台のレガシーデバイスが環境で稼働しているか正確に把握していなくても、簡単に購入できます。

サブスクリプション:

製品コード (期間ライセンス):

製品コード (MSP Flex):

Sophos Endpoint for Legacy Platforms*

CW7-SUP

CW7-SUP-MSP

* このライセンスはこれまで、「Central Extended Support for Server 2012/2012 R2」と呼ばれていました。

 

現在どのオペレーティングシステムがサポートされていますか?3

Sophos Endpoint for Legacy Platforms は、現在以下のプラットフォームをサポートしています。サポート終了日はプラットフォームによって異なります。

  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012/2012 R2
  • Red Hat Enterprise Linux 7
  • CentOS 7
  • Oracle Linux 7
  • Debian 10
  • Ubuntu 18.04 LTS

 

レガシーシステムにも業界最高レベルのセキュリティが必要

性能の低いソリューションを使い続けて、顧客のレガシーデバイスをセキュリティリスクにさらすべきではありません。サポートが終了したオペレーティングシステムで動作しているデバイスが、業務にとって不可欠であることも多くあります。こうしたシステムにも、実績ある業界最高水準のエンドポイントセキュリティによる強力な保護が不可欠です。

 

詳細情報

Sophos Endpoint for Legacy Platforms の詳細については、以下のリソースをご覧ください。

 


1 保護機能と能力はプラットフォームによって異なります。詳細については、製品ドキュメントを参照してください。

2 XDR と MDR の機能はプラットフォームによって異なります。Sophos Breach Protection Warranty (侵害防止保証) は、レガシープラットフォームではご利用いただけません。詳細については、製品ドキュメントを参照してください。

3 公開時点での情報です。最新のプラットフォームサポート状況およびサポート終了日については、製品ドキュメントを参照してください。